icon「カトマン到着。」(2002.08.31)
chinamap


▲大僧院都市シガツェ。ここに偶然7人のチャリダーが集結。

▲シガツェ出発の朝。入念な手入れをするのは、旅も自転車も経験豊富なアントニオ(スペイン人)。取り囲む子供達は我々の見送りに駆け付けた--のではなく、今日はお祭りらしく、そのための登校途中。


▲シガツェを出ると再び果てしないチベット高原。村を抜け、川を越え--
注)下図、真ん中上に見えるのが流されて消えた道の続き。ビーサンで渡河。

▲木陰で休憩中、たんぱく質はピーナツバターという完全ベジタリアン・イーシャと、その横で全く気にせず肉をばくばく食う相棒トニーの唯一食べれないものはピーナツ(アレルギーらしい)というギャグみたいな USA コンビが追い付く。


▲一面の花畑を抜け、峠を越え--
まりこ、

なますて。カトマンドゥへつきました。
長らく走ってきたチベット高原から下界へおりてみるともう暑さにへろへろ。もちろんチベットも暑く、直射日光はキツイのですが、乾いているのですごしやすい。
雨季のネパールは、なんだかじとっ、です。

ラサ−カトマンドゥは旅行者の多いメジャーなルートだったのでチベタンがかなりすれていたのは残念だったけど、そのかわり、世界各国からのチャリダーにいっぱい出会い、一緒に走ったり楽しかった!

日本人でチベット走るのは冒険家みたいな人が多いから、すごい冒険のようにとられがちだけど、こっちに来てみると、自分の自転車を所有するのが初めてという人から、50代のおじさん、おばさんまで、実は色々な国の色々な人が思い思いに楽しんでる。エベレストのベースキャンプまで自転車で行く人も多いのだ。
みんな本当にタフで、自分たちのペースでチャリ旅を楽しんでる。
そんな彼らとは戦友感覚で、カトマンドゥの街角で再び出会うとなんだか感慨。そうかお前も無事着いたか!とハグ。

そんな道中、ヒマラヤを越えいよいよネパールへあとは下るだけというところ、チベット最後の峠トン・ラは、これまでの峠で一番素晴らしく、連なる山々から「地球」を感じました。
夏は雲が多く、残念ながら峠でエベレストやチョーオユは見えず。
でもすごい迫力だったなー、最後のご褒美、というかんじ。
峠手前で休んでいる間、風で雲が流れ、それまで隠れていた聖山シシャパンマの姿があらわれた瞬間は忘れられない。

その後ネパールへの国境付近から標高はぐんと下がり、緑の木々が茂り滝が流れる全くの別世界。いたるところから流れ出る豊かな水で人々が水浴びし、牛もヤギも犬も日陰でぐでーっ。平和というか緊張感がないというか。
トピー帽をかぶった寡黙なおじいさんも「ナマステー」と声をかけると本当にいい顔で笑う。女性の笑顔も柔らかい。水と緑あふれる土地に下りてきたことを実感。
そして峠を超え、木々と田んぼの緑の中に赤茶のレンガの町並が広がるカトマンドゥ盆地がみえた瞬間、カトマンドゥってこんなに美しく豊かなところだったんだ!と認識を新たにしました。
しかしそれもつかの間、市街に近づくにつれものすごい交通量と騒音(車のホーン)と排気ガスで大変でしたが。

さて。カトマンドゥでのんびりできたので、そろそろインドのバラナスィへ向かおうと思ってます。
ガンガー(ガンジス河)ほとりの聖地で、この場所に縁があればいつか行けるハズ、と思っていた所なのでちょっと楽しみ。ただインドの人と車の多さ、治安はあまり自転車で旅するには適さないともきくので移動手段は思案中。
その後デリー経由で中央アジアの国々へ!・・・行けたらいいなー。。しかしインド北部、チベット文化が一番残っているといわれるラダックや、のんびりした南インドへの寄り道にも惹かれている今日このごろ。
行き先決まったら、またメールするね。
あー、こんなうだるような暑い日はうなぎ食べたい。焼き肉とビールもいいなー。
日本の夏のあれこれ(食べ物ばかりだけど)が恋しい。。
まりこも残り少ない夏を堪能してね!ではまた。


ゆうこ(2002.8.31)



▲影も長く伸びる夕暮れ。宿一件の小さなむらに今夜は泊まることに。アントニオと香港から来た二人組もまもなく到着。

▲チベタン宿の大部屋で一人一泊10元(150円)。ファファとベンは、水がなくなるとその辺の泥川の水も飲むという、本当に大都会・香港から来たのか?という剛健さ。一人では自転車を起こせない程の大量の荷物(横に写っているのがそれ)を積んで、でも走る、走る!

戻る